アガサクリスティ　トミーとタペンスの順番とおススメをご紹介します。

アガサクリスティの有名キャラと言えば

ポアロとミス・マープル

を思い浮かべる人が大半だろう。

でも！

あまり知られてへんけど、「トミーとタペンス」という夫婦キャラもいるんやで！

 

有名やないけど根強いファンが多くて、トミタぺシリーズを書いていない間

というお手紙が、アガサの元に世界中から来たというのは有名な話。

今回はそんなトミー＆タペンス（以下トミタぺ）の順番とおススメをご紹介しよな！

まずは順番。

順番通り読まなくても話は解る。
だが面白さを倍増させたい人は、この順番から読もうな！

では簡単なあらすじと、感想を書いていくな～。

トミー＆タペンス１　「秘密機関」

ネコ缶評価

偶然再会した幼馴染のトミーとタペンス。

彼らはお金のために「青年冒険家商会」なるものをカフェで結成。

するとその会話を聞いていた男から、こんな話が来る。

翌日話を聞きに行ったタペンス。
高額の報酬の仕事の話を聞く。

だがこの男は、タペンスが偶然耳にしていた「ジェーン・フィン」という名前を口に出すと態度を急変。

そして姿を消してしまう・・・。

大金をつかみ損ねたトミーとタペンス。

新聞で「ジェーン・フィン」なる人物についての情報を集めようとしたが・・・・

トミタぺに興味がある人は、まずこの１冊から始めよう！

「秘密機関」詳しく知りたい人はこちらから

トミー＆タペンス２　「NかMか」

若かったトミーとタペンスももう４０代。
結婚して子供も巣立った中年夫婦になっていた。

戦争も始まり、仕事にもあぶれ、暗い日を過ごす毎日・・・。

そんな中、トミーの元にこんな仕事が来る。

だが、死んだ男の口から出た手掛かりはこれだけ。

Nは男のスパイの名前、Mは女のスパイの名前らしい。
そしてサンスーシとは「無憂荘」の事（らしい）。

久しぶりの仕事に意気込んだトミタぺ

和やかな旅行客ばかりの無憂荘に、本当にスパイはいるのだろうか？

「NかMか」詳しく知りたい人はこちらから

トミー＆タペンス３　「親指のうずき」

ネコ缶評価

トミーの叔母エイダが住む老人ホーム・サニーリッジに出かけた２人。

そこで１人の老女・ランカスター夫人に出会う。

暖炉を見ていたタペンスに、彼女はこんな謎めいたことを言った。

その後エイダは亡くなるが、ランカスター夫人も引き取る人がいて、1枚の絵を残しサニーリッジを去っていた。

その絵の事で、ランカスター夫人に連絡を取るも、なぜか音信不通。

そのうえ滞在予定のホテルには、行ってもいなかったことも判明！

引き取りに来たジョンソン夫人とは何者なのか？
そしてランカスター夫人はどこへ？

残された１枚の絵から、トミタぺが謎を解く

「親指のうずき」詳しく知りたい人はこちらから

トミー＆タペンス４　「運命の裏木戸」

ネコ缶評価

７０歳を過ぎたトミーとタペンスは、ゆっくり老後を過ごそうと引っ越す。

だが引っ越し先に残された本の中にこんなメモを見つける。

エサを見つけた犬のように、俄然張り切りだすタペンス。

新しい街で聞き込みし、情報収集に励むが、誰かがタペンスを狙っている・・・

「運命の裏木戸」詳しくはこちら

トミー＆タペンス　ネコ缶おススメはこちら！「親指のうずき」

「NかMか」は巷で高評価やけど、ネコ缶が好きなのはこっち。

 

ラストの鬼気迫るサスペンス。
過去にあった怪しげな未解決事件。
現在と似たような設定（お年寄りが自宅ではなく老人ホームに入っている）。
狂気を含む殺人に、切なさを感じる終わり方・・・

回収しきれてない謎も多少あったが、やはり面白かった。

アガサクリスティ　トミー＆タペンス　おススメと順番まとめ

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

ではまとめます。

トミー＆タペンスの順番はこちら↓

そしてネコ缶のおススメNo1は「親指のうずき」！

順番通り読まなくても話は解る。
だが面白さを倍増させたい人は、この順番から読もうな！