ネコ缶、子持ちのシシャモ・・・やないわ、子持ちの主婦やってるねんな。
なもんで、子供が出てくる&子供が悲惨&子供が残酷&子供が・・・・な話がちょっと苦手なんや。
そういうわけでこの本も、面白いんやけど、ちょっと子供が出る話は胸がキリキリしながら読んでました↓
今回の有栖川有栖・国名シリーズ第2段は、子供がちょっとかわいそうなお話。
でもまあなんとか読んだけどな。
では行ってみましょう!
有栖川有栖(作家アリス)・国名シリーズ第2段「スウェーデン館の謎」!
有栖川有栖 スウェーデン館の謎 あらすじ
取材で裏磐梯に行ったアリス。
宿泊先のペンションの、隣のお屋敷には美しいスウェーデン人の奥さんがいて、そこは
「スウェーデン館」と呼ばれていた。
スウェーデン館にお茶に行き、アザラシそっくりなご主人や、客人たちともすっかり意気投合したアリス。
だがアリスが帰る日の朝、スウェーデン館で死体が見つかり、足止めされてしまう。
別館で客人の一人が殺されていたのだ。
犯人はスウェーデン館の人間か?外部の人間のしわざか?
調査を進めていくと、スウェーデン館で4年前に起きていた、悲しい事件の真実が徐々に判明。
みんなが疑心暗鬼になる中で、とうとう第2の殺人が起こってしまう・・・。
有栖川有栖 スウェーデン館の謎 感想
推理小説を読みなれた人なら、第一の殺人事件が起こったとき、こう思いついてしまう。
孤島パズルでもそんな感じやったしな~。
この考え、結局7割くらい当たっていたのだが、最後まで解らないのがこれ。
「雪の上の足跡」の謎。
この「雪の上の足跡ネタ」はルパンの「雪の上の足跡」(まんまやなあ)で出てきて、定番の謎解きになっている感がある。
「ブラジル蝶の謎・人喰いの滝」でも雪の上の足跡の謎、解き出てくるしな。
今回の足跡の謎はどう来るかな?と思いながら読んだが、最後はなるほどなあ~と納得。
伏線もしっかり張られて、設定はGOOD。
ただ「スウェーデン館の謎」、もう少し短くてもイイのでは?と思う。
アリスが夫妻の両親と話す場面は、そこまで長くなくてもイイかもだし、別に火村が最初から一緒でも良かったのでは?
もう少し削った方が、締まったいい話になった気もする。
そこだけちょっと残念。
有栖川有栖 スウェーデン館の謎 まとめ
ネコ缶評価
国名シリーズ2作目。
国名シリーズは、短編ばかりでなく長編もありますよ~・・・と言う意思表明な本や(ホンマか?)。
伏線も解りやすいし、読みやすい。
珍しく、作家アリスさんの淡い恋が見られるで。
有栖川有栖氏の国名シリーズの順番ってどうなってんの?と思う方はこちら⇒国名シリーズの順番とおもろさNO1はこれ!
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