クリスティは面白い(言うまでもない)
でも
と、思う方もおられるかもしれない。
そんな方には短編がおススメだ。
できたら教えて欲しい・・・
そんな方のために、短編おススメを紹介しよう!
クリスティ全巻を読んだネコ缶がおススメする、短編集ベスト3はこれだ!
- 火曜クラブ
- 愛の探偵たち
- マン島の黄金
どこがおススメなのか?
詳しくみていこう!
Contents
アガサクリスティ 短編集おススメベスト3
ベスト3に挙げた3冊には、平均11話入っている。
(マン島の黄金12話・火曜クラブ13話・愛の探偵たち8話)
そして、それぞれの内容のレベルが平均して高い。
ではおススメ本の内容を、詳しくご紹介しよう。
アガサクリスティ短編集 おススメベスト1 火曜クラブ
これは全編マープルだ。
マープルはポアロに比べると、ちょっと地味だが、話の完成度は高い。
でも、マープルが外すことはほとんどないのや。
火曜クラブも、収録された話のすべてがナイス。
そして火曜クラブという名前は、未解決事件を皆が火曜日に集まって話す・・・という事がいきさつなんや。
この設定だけで十分面白そうやろ?
アガサクリスティ短編集 おススメベスト2 愛の探偵たち
まずこの作品の大きな特徴はこれ。
マープルとポアロ、そして短編専門の探偵・ハーリ・クィン氏が登場する。
そしてノンシリーズもの(ポアロもマープルも出ない)としては、舞台としても大成功している「3匹の盲目のねずみ」も収録されていている。
粒ぞろいの話が入ってるし、短編でも読みごたえバッチリやで!
アガサクリスティ短編集おススメベスト3 マン島の黄金
幻想的な話が多くを占める。
(ポアロが2話、ハーリ・クィンが1話入ってる)
幻想的な話は、好き嫌いがあるかもしれないし、ネコ缶もそこまで好きやない。
でも、ここに収録されている話の大半はグーや。
おまけ アガサクリスティ短編 おすすめの話
クリスティは短編を14冊書いていて、その中には4~12の話が入っている
という事は、先ほどもちょっと触れたが、こういうことが起こる。
ベスト3に挙げた短編集は、そのばらつきが比較的小さいものをチョイスした。
でもネコ缶はこうも思う。
誰も書かないの?なんで?
という事で、おまけとして「おススメの話ベスト5」も作りました
それはこちら!
- 大金持ちの夫人の話・・「パーカー・パイン登場」
- スズメバチの巣・・「教会で死んだ男」
- 2人の老嬢・・「火曜クラブ」
- ナイチンゲール荘・・「リスタデール卿の謎」
- 崖っぷち・・「マン島の黄金」
これもざっとみていこうか(興味のない方はスルーしてな、この記事長いし)
おススメの話ベスト1 「大金持ちの夫人の話」
短編専門のパーカー・パインは本当に惜しいキャラだ。
「不幸せな人を幸せに」・・っていう路線で行ってくれれば、トミー&タペンスばりの、いぶし銀キャラに慣れた可能性は十分あった。
なのに途中でポアロ路線に走ってしまったので、かなり中途半端な存在になってしまってる。
「大金持ちの夫人の話」詳しくはこちら
トミー&タペンスシリーズはこちら
おススメの話ベスト2 「スズメバチの巣」
登場キャラは超少ないのに、面白くて、話に吸い込まれていく。
進んだ道を、また戻ってくるような不思議な感覚になる作品。
ポアロ好きな方は、ぜひ押さえときたい短編やで!
おススメの話ベスト3 「2人の老嬢」
不思議な響きをもつ「老嬢」という言葉。
それが2人とくると、もう何か起こるとしか思えへん・・・。
火曜クラブは珠玉の作品が多いが、「予告殺人」を思わせるこれがベスト!
おススメの話ベスト4 「ナイチンゲール荘」
現代版「青髭」。
電撃婚はいつの時代も危険やけど、いくら何でもここまでとは考えへん・・・。
ネコ缶も電撃婚の口やけど(知り合って10日で結婚を決めた)何事も無くてホッ。
おススメの話ベスト5 「崖っぷち」
最初は「この人が正義、この人が悪」・・・って思ってたのに、最後はなんだがよくわからなくなってくる。
「火の鳥・鳳凰編」みたいな展開や。
ちなみに「火の鳥 鳳凰編」はネコ缶が一番好きなマンガな。
アガサクリスティ短編おススメ まとめ
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
ではまとめますね。
「クリスティ短編おススメベスト3」はこちら
- 火曜クラブ
- 愛の探偵たち
- マン島の黄金
そして「短編の話ベスト5」はこちら
- 大金持ちの夫人の話・・「パーカー・パイン登場」
- スズメバチの巣・・「教会で死んだ男」
- 2人の老嬢・・「火曜クラブ」
- ナイチンゲール荘・・「リスタデール卿の謎」
- 崖っぷち・・「マン島の黄金」
長編は・・・と思うかたも、短編はトライしやすいかと思う。
短編選ぶとき、何かの参考にしてな!
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